mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



ペット

車が大好き

車が大好きだったmuku

だから、連れて行ける場所は一緒に出かけました
散歩のため、わざわざ車で出かけもしました

近所の道は、自転車や車など危険も多いですから



車に乗る気、満々です

ちょっと外に出しただけなのに
出かける予定などないのに…

車の掃除中も、助手席に座ってました

上手にピョンと乗り込みました


やがて、飛び乗れなくなり
座席に座ってまでクルクル周るようになり

ウンチを漏らしたこともありました

驚いて、慌てもしたけど

悲しかっただけです

汚れは、掃除すればいいけど
老いは、誰にも止められないから…






1月23日(日) | ペット | 管理

愛しのmukuへ

明け方、2日連続で夢を見た
マルチーズの夢

mukuではなく
友達の、どこ子でもない、真っ白なマルチーズ

まったく別々のマルチーズ

mukuに似てないけど、それでも涙がこぼれそうになった

その寸前で、mukuパパに起こされた

muku
お母さん、まだ寂しくて悲しくて仕方ないけど

mukuは
お母さんや、お父さんのことなんて
さっさと忘れて
軽い身体になって、苦しかった身体を脱ぎ捨てて
もっともっと大きな愛に包まれ
穏やかに楽しく過して欲しい
本当だよ、それが願いだよ

お母さん、泣いてても気にしちゃ駄目だよ
その後で「ン!」とお腹に力を入れて
大きく息を吸って
明日も頑張ろう!って思ってるよ

お父さんもね
mukuが小さなお骨になっても側にいて欲しいみたい
ここから離すのは嫌だ、って言ってるよ
でも、mukuのこと少し笑顔で話せるようになってるの

一番長く過す場所に、いつも3人一緒
どこもmukuの写真でイッパイなんだもん
寂しいのは仕方ないけど大丈夫、大丈夫


死んでまでmukuに心配させちゃいけないもんね
大丈夫だよ!
お父さんとも、あんがい仲良しさんだよ
mukuに心配させないよう、喧嘩はしてないよ

だから大丈夫、心配しないで
忘れていいよ、お父さんやお母さんのこと

お父さんやお母さんが忘れないから
それでいいんだよ

忘れられるはずないんだから



1月23日(日) | ペット | 管理

厳寒

県北はかなりの積雪みたい
我が家は県南ですが、とっても寒くて風も強いです


こんな時、mukuが生きていたら

寒さに耐え
小刻みに震えていた姿を思い出し
複雑な心境

元気で生きていてくれるなら嬉しいけど
弱った体だと、寒さも命取りです

この厳しい寒さを味わせないで良かった…
と、思いようにしよう


先週
久しぶりにブログを更新したものの

在りし日のmukuを思い
いろいろ書き連ねていたら

涙がボロボロあふれ出し

やがて、大人げなくも、声を出して泣いてしまい

やっぱり
考えないようにしてたんだな、mukuのこと…って


翌日、顔を洗い鏡を見て驚きました

目は腫れて、目の下も皺だらけ
まぶたが重いなぁ~とは思ってたけど

自分の年齢を考えたら
夜は絶対に泣いたら駄目だった

肌の回復力を考えてなかったです(笑)

職場で、マスクをかけ少し誤魔化してたつもりでも
やはり気づかれてしまい

事情を話すと

「今日は泣いたらいけんよ~」と慰められた

どっと泣くのは週末限定かな



ふぁ~
お母さん、駄目だなぁ~全くぅ~

って言われるかな



家族を失った辛さに
共に過した時間は関係ないと思ってるけど

何をしても 何を見ても
mukuにつながる物が多すぎて切ない

例えば

大根を刻んでいても
大根が大好きだったmukuのために
取り分けようとしていたり

キャベツだったり白菜も
muku用に好きな部分を刻んでいる自分に気づき

軟らかいものを踏んだ時
思わず
mukuの尻尾でも踏んでしまったんじゃないかと
ハッとしたり

買い物中も
用事のなくなったペット用品コーナーに
無意識に足が向いていたり

たまに、疲れていたせいなのか
ざわざわ…と耳鳴りがしたときには

あ、mukuが苦しかった時の息遣いと同じだと気づき

最後のころの
苦しそうだった姿を思い出し
たっぷり空気をを吸わせてやりたかった
せめて
酸素ボンベでも試してみてやれば
こんなに後悔しなかったろうに…

と、悔やんでばかり


仕事は相変わらず忙しく

時に、mukuパパから

仕事、辞めたら~?と、言われる


絶対に辞めない!
辞めるんだったら、mukuが生きていた時に辞めたかった!

その時も、何回も辞めたら?と、言ったのに

と、言われたので

だって、mukuにまだまだ医療費がかかると思ったから
辞めたくなかった

最後は涙声になる

mukuの医療費を惜しむ自分になりたくなかったから
出来る限りの手は尽くしてやりたいと思ったから

そして、苦しくても生きようと頑張ってるmukuに
少しでも楽になって欲しかったから

そのためには
仕事を辞めるわけにはいかなかった

それは、私の理由だったけど

mukuにしてみれば

そばにいて欲しかった

それが一番の願いだったかもしれない


この辺でやめなきゃ
また明日の朝、重いまぶたで出勤になるかも



1月16日(日) | ペット | 管理

仕事モード、再び

年末から正月
賑やかだった数日、静けさが戻りました

すぐ上のmuku兄が帰るとき

mukuに挨拶してやってね
と、声をかけました

mukuの遺影とお骨の前にドカッと座り込みました

骨壷を開け、
ハンカチの上から撫ぜてやったら?と言いました

そっと優しくね…

優しく撫ぜられ、
小さくカサカサ…mukuは応えました


この兄が、新年を迎えてだったでしょうか…
テレビを見ながらうたた寝をしていました

私は、二階で洗濯物を干していました

用事が終って部屋へ戻ったら、ちょうど目を覚まし

おかん、今、水を使ってた?

と聞くので

二階にいたので違うよ

と、言うと

なんか、mukuが水を飲むときのような
ペチャペチャというのが聞えて目が覚めた

と言うのです

夢でも見たんじゃない?

と言ったのですが、当の本人は大真面目です

本当なの?mukuなの?

でも、mukuだったらお母さんに先ず知らせてくれなきゃ…
知らせてくれるはずじゃない?

だから、私は信じたくなかったのですが

大慌てで、きれいな水に入れ替えたのでした



mukuの若かった頃の写真を眺めるのは好き

だけど、昨年の写真を見るのはまだ辛い

昨年の夏はとんでもなく暑かった

一年を振り返り、あちこちでそんな声が上がっていた
確かに、暑かった
でも、今までになく暑かったとか
どれくらい…とかの感覚はなかった

昨年の夏は、mukuをすっぽり飲み込んだ夏だった
mukuを奪われた夏だった
とっても残酷な夏だった
どんなに振り返っても
なにを見てもmukuに繋がる記憶しか残っていない



1月10日(月) | ペット | 管理

見守る

もの言わぬ姿になったけど
でも、mukuには傍にいて欲しいと思っています

まだまだ手元に置いていたい
未練だと分かっているけど

骨になったけど、それはmukuに違いないので
居ない事は不自然なのです

Ayaちゃんも、東京へ戻る時
編みぐるみのmukuを連れて帰りたいと
少し駄々をこねました

生まれたときから気づくと傍にいたmukuです



初対面です

大丈夫!とは思っていても
絶対とは言えないので、少し緊張して対面の様子を見ていました

そっと顔を近づけ、じっと見つめていました
舐めるでもなく
やがて寄り添って伏せの姿勢で寄り添っていました



今、改めて眺めても
なんと優しい表情をしているのでしょう

毛をギュッと掴まれても
一瞬、小さく声を上げたのち、逃げもせず我慢していました



本当に優しかったmuku

あぁ…私はこんなに優しい顔でmukuに接していただろうか



2010年5月2日、亡くなる3ヶ月前

目も殆ど見えなくなっていて
身体も次第に苦痛になっていただろうに

遊んでいる傍にいて
常に見守っていてくれたmuku

最期の最期
苦しかったろうに
傍に居てあげられなくて本当にごめんね



1月10日(月) | ペット | 管理

今年の正月

年末、家族が揃いました

やっと、家族全員が揃いました
なのに
当然のように迎えてくれていたmukuはいません

時間だけは経過しても
寂しさ、侘しさは募るばかりです

家族絵のジグソーパズル
mukuの絵が抜け落ちました

たった1ピース足りないだけなのに
もう絵としては成り立ちません

Ayaちゃんとママが散歩だと言って出かけ
帰って来た時、また可愛い花を手に戻って来ました

そんな優しさにホロリ、涙がこぼれます



最近、すっかり出番のなくなったデジカメ…
好奇心旺盛なAyaちゃんに貸してみました

嬉しそうにみんなの写真を撮っています


ねぇ、mukuちゃんも写して~

と言ってみました



大好きなmukuちゃんだったからかな?

大きく写ってます



1月10日(月) | ペット | 管理

遅くなりましたが…

明けましておめでとうございます

15日までは小正月ということで、
今さらではありますが
新年の挨拶をさせていただきます

更新もサボってしまえば、それが普通になってしまい
もういいかなぁ~などと思ってましたが

やはり、寂しさを紛らわせる場所はここ意外に無いのかな…と、また痛感し

細々でも、時折でも
続けていこうかな~と、考えています

mukuが繋いでくれた縁を大事にしたいですから


mukuがいなくなって
時間は、時に早く
ある時は、ゆっくり進んでいます

昨年の11月
孫の七五三のお祝いに久しぶりに東京へ出かけました

今では、息子二人とも東京暮らしになったので
一度に息子に会えるものの
金曜日の夜に出かけ、その日を含め
たった3日の滞在なので、ゆっくり友達と会う時間もなく
特にお知らせしないままでしたが失礼しました

そんな中でも唯一
ゴンレオママとは会うことが出来ました

息子Bの住む世田谷桜新町へ寄った時
翌日、場所もあまり離れてないということで
なんと、桜新町まで迎えに来てくれたのです
6キロも離れてないということで驚きでした

ゴンレオ家に向かう車の中

Mukuママ~うちの子たちと会って辛くない?
大丈夫?

と、気遣いしてくれます

ううん~全然辛くないよ~
だって、元々犬は大好きだし
mukuがいなくなってから、余計に犬に目が向いてしまうの…
顔も性格も違う別の子だし
mukuと2回も会ってくれた子だもん
会いたいよ~



mukuが亡くなったとき
取り乱して電話してしまった人です

いっそのこと
車を飛ばして岡山まで駆けつけようかと思ってくれたそうです

近ければ…
本当にそう思ってくれた人がいます
有難いですね
しみじみ、ありがたい です


今度は東京へも出かける機会が増えるかも?


この時の目的
七五三の写真です






1月10日(月) | ペット | 管理

はやばやと

庭の剪定をしてもらいました
毎年、友達のご主人が来てくださり、友達も作業のサポートに来てくれ

身内価格で仕上げてくれます

主に平日の作業となるため
留守でもあるし
寒い時期なので、トイレに困るだろうと
裏の方は鍵を掛けないでいました

mukuが元気な時は
トイレは庭を使っていたので
玄関は戸締りしてても、裏庭はmukuが出入りできるよう
サッシの扉はいつも少し開けていました

この写真は、15歳の時です
脚力が少し不安になったので、
段差を和らげようとブロックを置いたのに

まだまだ大丈夫!

と、言わんばかりに

ひょい!

と身軽にジャンプしていました


こんな感じで
いまどきに珍しい、本当に無用心な家でした
mukuが困らないように…がテーマでした(笑)



ですから、留守してる間にmukuのことも可愛がってくれていました
トイレは使わなくても
mukuの様子は気にしてくれていたようです

大人しくしてたよ~

とか

全然、吠えないよ~

よく寝てたよ~

など、メールで報告もしてくれてました


今回、mukuの事をお知らせしたら

mukuちゃんが死んでしまったなんて
私もショックです
あの愛くるしい表情は、本当に可愛かったです

と、メールが返ってきました

剪定の時期しか会ってないmukuだったのに
そんなに思ってもらえてたのか…
単純に嬉しくなり
そして切なくなり
涙がポロリと流れるのです



心が温かくなり
身体が暖かくなり



ギュッとしたくなる

我が家の大事な家族でした



11月7日(日) | ペット | 管理

怒ってる?

mukuパパとの会話

私は、ごくごく普通に話をしてるつもりなのに

よう怒るなぁ~! と、言われる

え?あんたに言われたくないよ!

と、思うのだけど
分析してみるに…どうも、邪険に聞えるらしい

mukuがいた時は
mukuに話しかけるトーンや言葉遣いを
そのついでに
mukuパパにも向けていたのだろうけど
いざ、ストレートの会話になってみると
どうしても
キツイ口調になってしまうみたい(苦笑)

それと
mukuの居ない淋しさが消化不良になってしまい
苛立ちや怒りの感情が強くなってるのかもしれない

さらに
頑張り抜いたmukuに比べ
介護し尽くせなかった自分に腹を立てている


そっか、やっぱり怒ってるんだ…わたし

落ち着いてきたと思っていたけど
心はなかなか平静になれないみたい

仕方ないよね

muku、愛してるよ
誰にも言ったことのない言葉
mukuへ捧げる言葉だったのかな?






11月6日(土) | ペット | 管理

冬支度

今年の秋はほんの少しの気配を見せただけで
一気に冬に突入した感じで
身体の対応が追いつかない感じです

もう11月ですね

mukuがいた時は
もっと季節の変化に敏感でした

留守番をさせるmukuが寒くないよう
早めにカーペットを出していました
服も着せ、毛布やクッションなども用意していました

今まで使っていたカーペット
mukuのトイレの失敗で使い物にならなくなり
処分してしまいました

新たに買ってきたカーペットは
もう、mukuと一緒に使う事は出来なくなりました

カーペットを敷いていると
その上に乗っかって仰向けになり
スリスリ、クネクネしていた姿が目に浮かびます

そういえば…

ね、おとうさん、畳も古くなってるし
新しいのに替えてよ

いや、替えん!

どうして?

じゃ、ガラスの汚れを綺麗にしろ
そしたら畳みも替える


……


ガラスの汚れ、とは



mukuが見えなくなった目で歩き回るうちに
そのガラスに何度も鼻面をこすり
その跡がこびり付いたまま、放置しているのです



絶句です


いくら横着者の私でも
目に付く汚れを拭き取るぐらいはします

だけど

mukuが生きていた証拠
頑張って生きてくれた証拠

何度も拭こうと思ったけど
どうしても手が伸びない場所なのです

畳には
拭いても拭いても残ってしまったウンチの形があります

ガラスの掃除も出来ずにいる私が
畳を新しくしようと言ったのが面白くなかったのでしょうか


そういうこと?

と尋ねた私に

うん、そういうこと!



要するに
mukuの名残を消せずにいる夫婦の会話なのです


掃除と割り切れない私
家のメンテナンスと考えられないでいるmukuパパ


どっちもどっちです


ガラスはいつも綺麗にしましょ
畳も新しく替えて気分も新たにしましょ


小さなことに拘らなくても
mukuと過した17年は
記憶にしっかり刻み込まれている

なのに、心の傷跡は
カサブタになったり、また鮮血を流したり
その繰り返しです

でも
師走になったら、思い切って掃除しよう!

今じゃなく、師走っていうのが
往生際悪いと、自分でも思うんだけど



mukuを眺めていると自然に頬が緩み
安心して眠っている姿を見るだけで
とっても幸せでした



11月1日(月) | ペット | 管理


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