冬支度 |
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| 今年の秋はほんの少しの気配を見せただけで 一気に冬に突入した感じで 身体の対応が追いつかない感じです
もう11月ですね
mukuがいた時は もっと季節の変化に敏感でした
留守番をさせるmukuが寒くないよう 早めにカーペットを出していました 服も着せ、毛布やクッションなども用意していました
今まで使っていたカーペット mukuのトイレの失敗で使い物にならなくなり 処分してしまいました
新たに買ってきたカーペットは もう、mukuと一緒に使う事は出来なくなりました
カーペットを敷いていると その上に乗っかって仰向けになり スリスリ、クネクネしていた姿が目に浮かびます
そういえば…
ね、おとうさん、畳も古くなってるし 新しいのに替えてよ
いや、替えん!
どうして?
じゃ、ガラスの汚れを綺麗にしろ そしたら畳みも替える
……
ガラスの汚れ、とは
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| mukuが見えなくなった目で歩き回るうちに そのガラスに何度も鼻面をこすり その跡がこびり付いたまま、放置しているのです
絶句です
いくら横着者の私でも 目に付く汚れを拭き取るぐらいはします
だけど
mukuが生きていた証拠 頑張って生きてくれた証拠
何度も拭こうと思ったけど どうしても手が伸びない場所なのです
畳には 拭いても拭いても残ってしまったウンチの形があります
ガラスの掃除も出来ずにいる私が 畳を新しくしようと言ったのが面白くなかったのでしょうか
そういうこと?
と尋ねた私に
うん、そういうこと!
要するに mukuの名残を消せずにいる夫婦の会話なのです
掃除と割り切れない私 家のメンテナンスと考えられないでいるmukuパパ
どっちもどっちです
ガラスはいつも綺麗にしましょ 畳も新しく替えて気分も新たにしましょ
小さなことに拘らなくても mukuと過した17年は 記憶にしっかり刻み込まれている
なのに、心の傷跡は カサブタになったり、また鮮血を流したり その繰り返しです
でも 師走になったら、思い切って掃除しよう!
今じゃなく、師走っていうのが 往生際悪いと、自分でも思うんだけど
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| mukuを眺めていると自然に頬が緩み 安心して眠っている姿を見るだけで とっても幸せでした
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11月1日(月) | ペット | 管理
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