mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



仕事モード、再び

年末から正月
賑やかだった数日、静けさが戻りました

すぐ上のmuku兄が帰るとき

mukuに挨拶してやってね
と、声をかけました

mukuの遺影とお骨の前にドカッと座り込みました

骨壷を開け、
ハンカチの上から撫ぜてやったら?と言いました

そっと優しくね…

優しく撫ぜられ、
小さくカサカサ…mukuは応えました


この兄が、新年を迎えてだったでしょうか…
テレビを見ながらうたた寝をしていました

私は、二階で洗濯物を干していました

用事が終って部屋へ戻ったら、ちょうど目を覚まし

おかん、今、水を使ってた?

と聞くので

二階にいたので違うよ

と、言うと

なんか、mukuが水を飲むときのような
ペチャペチャというのが聞えて目が覚めた

と言うのです

夢でも見たんじゃない?

と言ったのですが、当の本人は大真面目です

本当なの?mukuなの?

でも、mukuだったらお母さんに先ず知らせてくれなきゃ…
知らせてくれるはずじゃない?

だから、私は信じたくなかったのですが

大慌てで、きれいな水に入れ替えたのでした



mukuの若かった頃の写真を眺めるのは好き

だけど、昨年の写真を見るのはまだ辛い

昨年の夏はとんでもなく暑かった

一年を振り返り、あちこちでそんな声が上がっていた
確かに、暑かった
でも、今までになく暑かったとか
どれくらい…とかの感覚はなかった

昨年の夏は、mukuをすっぽり飲み込んだ夏だった
mukuを奪われた夏だった
とっても残酷な夏だった
どんなに振り返っても
なにを見てもmukuに繋がる記憶しか残っていない



1月10日(月) | ペット | 管理

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