mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



2008年6月24日を表示

朝から大騒ぎ

今まで、これほど驚いた事があるでしょうか
と言っても過言ではありません
こうやって書ける事を幸せだと思います

もったいぶらず早く言えって?

まぁまぁ、落ち着いて
いやいや、自分を落ち着かせようとしてるだけだけど…

実は
Mukuがもう少しで死ぬところでした
安心してもらうために
結果から先に言うと心臓発作でした
だけど、今は元気です

朝の5時半ごろ
トイレに行こうと目覚めたmukuママ
その気配で目覚めたMuku
でも付いてこようとせず、引き続き寝ようかなぁ~~
といった様子だった
戻って来たmukuママと一緒に寝るかと思ったけど
伸び伸び~をして、玄関方向へトコトコ歩いて行った
もうそろそろ起きなきゃなぁ~と思いながらボ~ッとしていたら
今まで聞いたことないような「こん、こん、こん」
といった咳が連続して聞えてきた

あれ?どうしたんだろう

ちょっと様子を見に行ってみましょうかね~

と、軽い気持ちで声のする方へ向かったら
お風呂のドアの前でMukuは横向きに倒れていた

ムーちゃん、どうしたん?

驚きつつも気持ちに余裕はあり、
うずくまって身体を撫ぜ始めたら、急にMukuが
今まで聞いたことない甲高い声で
「くぅ~~ん、くぉ~~ん」と、苦しそうな声で鳴き始めた

あ、心臓発作だ!

この前、病院に連れて行った時、心臓にも雑音があるし…
と言われてた言葉が引っかかってたからだ

動転しながらも、左手で背中を支え右手で胸を
ぐッ、ぐッ…と押さえて人工呼吸を始めた
強さも押さえる間隔も分からなかったけど
とにかく必死だった

「おとうさん、来てーっ!!」

Mukuの身体が急に突っ張ったように
頭を後ろに引っ張られるように背を反らした

「ムーちゃん!!!」

大声で叫んだ
ただならぬ気配に飛んできたムクパパにマッサージを交替してもらう

先生の携帯に電話しようと思った
対処の方法を教えて欲しかった

そうしながらもMukuから目が離せない

「あ、逝ってしもうた…」

もう鳴く事もせず叫びもしない
横向きのまま、うっすら目をつぶっている

なに言っとん!こんな簡単に逝かないよ、Mukuは!
簡単に諦めないでよっ!

携帯のアドレス探して発信しようと思ったら
「あ、目を開けた」と、ムクパパ

いつもの、まぁるい目を開けていた

よかったぁ~もう大丈夫だね

ふと気づけば、脱糞していた

あぁ本当に良かった
死なせるところだった

まだ目しか動かせず横たわったままのMukuを抱っこして布団へ戻る
しばらくうつ伏せのままでジーっとしている
自分の身体に何が起こったのか混乱してるのかな?
お尻に付いた汚れを拭こうとしてたら
「うぅ~~」と怒る
そう、嫌なの?でもきれいにしなくちゃねぇ~
Mukuは怒るけど、おかあさん嬉しいよ
怒るのも生きてる証拠だもん



よく耳にする「虹の橋」
Muku、橋が見えたの?
muku、良い機会だから言っておくね
とってもきれいな橋が見えても
まだ渡っちゃいけないよ
いつかは渡らなきゃいけない橋だけど
まだ渡っちゃいけないよ
おとうさんがお仕事辞めるまで頑張ろうよ
おかあさんだって
Mukuの身体が辛くなったらお仕事辞めるから
だから、もう少し側にいてくれなきゃね

もう、今日のように苦しい思いはささせないから
Mukuは嫌いだけど、ちゃんと病院に行って診てもらおう
それで薬を飲めば、絶対に今日のようにはならないから

おかあさんはね
Mukuがもっと年取って、寝る時間が殆どになって
寝てるように苦しまずにす~っと逝ってくれたらなぁ~って
そう思ってたの
思い通りにはいかないのも分かってるけどね

でも、Mukuとの別れの時が迫っているのかなぁ
そう現実を突きつけられたようで悲しかったよ

Muku
身体が苦しくて 辛くて
橋を渡ったら楽になれるんだと思ったら
その時は、後ろを振り返らず渡ったらいいんだよ
Mukuを苦しめてまで引き止めないからね



6月24日(火) | コメント(2) | ペット | 管理


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