mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



朝から大騒ぎ

今まで、これほど驚いた事があるでしょうか
と言っても過言ではありません
こうやって書ける事を幸せだと思います

もったいぶらず早く言えって?

まぁまぁ、落ち着いて
いやいや、自分を落ち着かせようとしてるだけだけど…

実は
Mukuがもう少しで死ぬところでした
安心してもらうために
結果から先に言うと心臓発作でした
だけど、今は元気です

朝の5時半ごろ
トイレに行こうと目覚めたmukuママ
その気配で目覚めたMuku
でも付いてこようとせず、引き続き寝ようかなぁ~~
といった様子だった
戻って来たmukuママと一緒に寝るかと思ったけど
伸び伸び~をして、玄関方向へトコトコ歩いて行った
もうそろそろ起きなきゃなぁ~と思いながらボ~ッとしていたら
今まで聞いたことないような「こん、こん、こん」
といった咳が連続して聞えてきた

あれ?どうしたんだろう

ちょっと様子を見に行ってみましょうかね~

と、軽い気持ちで声のする方へ向かったら
お風呂のドアの前でMukuは横向きに倒れていた

ムーちゃん、どうしたん?

驚きつつも気持ちに余裕はあり、
うずくまって身体を撫ぜ始めたら、急にMukuが
今まで聞いたことない甲高い声で
「くぅ~~ん、くぉ~~ん」と、苦しそうな声で鳴き始めた

あ、心臓発作だ!

この前、病院に連れて行った時、心臓にも雑音があるし…
と言われてた言葉が引っかかってたからだ

動転しながらも、左手で背中を支え右手で胸を
ぐッ、ぐッ…と押さえて人工呼吸を始めた
強さも押さえる間隔も分からなかったけど
とにかく必死だった

「おとうさん、来てーっ!!」

Mukuの身体が急に突っ張ったように
頭を後ろに引っ張られるように背を反らした

「ムーちゃん!!!」

大声で叫んだ
ただならぬ気配に飛んできたムクパパにマッサージを交替してもらう

先生の携帯に電話しようと思った
対処の方法を教えて欲しかった

そうしながらもMukuから目が離せない

「あ、逝ってしもうた…」

もう鳴く事もせず叫びもしない
横向きのまま、うっすら目をつぶっている

なに言っとん!こんな簡単に逝かないよ、Mukuは!
簡単に諦めないでよっ!

携帯のアドレス探して発信しようと思ったら
「あ、目を開けた」と、ムクパパ

いつもの、まぁるい目を開けていた

よかったぁ~もう大丈夫だね

ふと気づけば、脱糞していた

あぁ本当に良かった
死なせるところだった

まだ目しか動かせず横たわったままのMukuを抱っこして布団へ戻る
しばらくうつ伏せのままでジーっとしている
自分の身体に何が起こったのか混乱してるのかな?
お尻に付いた汚れを拭こうとしてたら
「うぅ~~」と怒る
そう、嫌なの?でもきれいにしなくちゃねぇ~
Mukuは怒るけど、おかあさん嬉しいよ
怒るのも生きてる証拠だもん



よく耳にする「虹の橋」
Muku、橋が見えたの?
muku、良い機会だから言っておくね
とってもきれいな橋が見えても
まだ渡っちゃいけないよ
いつかは渡らなきゃいけない橋だけど
まだ渡っちゃいけないよ
おとうさんがお仕事辞めるまで頑張ろうよ
おかあさんだって
Mukuの身体が辛くなったらお仕事辞めるから
だから、もう少し側にいてくれなきゃね

もう、今日のように苦しい思いはささせないから
Mukuは嫌いだけど、ちゃんと病院に行って診てもらおう
それで薬を飲めば、絶対に今日のようにはならないから

おかあさんはね
Mukuがもっと年取って、寝る時間が殆どになって
寝てるように苦しまずにす~っと逝ってくれたらなぁ~って
そう思ってたの
思い通りにはいかないのも分かってるけどね

でも、Mukuとの別れの時が迫っているのかなぁ
そう現実を突きつけられたようで悲しかったよ

Muku
身体が苦しくて 辛くて
橋を渡ったら楽になれるんだと思ったら
その時は、後ろを振り返らず渡ったらいいんだよ
Mukuを苦しめてまで引き止めないからね



6月24日(火) | コメント(2) | ペット | 管理

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コメント

 1: mukuママさんの気持ち・・・

mukuちゃん、驚いたことでしょうね?心臓の発作が犬と人間とで同じようであるならば、ミレママにはmukuちゃんの驚きと痛みとパニックが痛いほどよく分かります!犬の心臓発作は咳から始まるとよく聞きますが、本当にそうでしたね。でも、ママさんの応急処置、心臓マッサージは正しいと思います。そのときに頭を動かさなかったのも良かったと思います。意外と心発作で出来た血栓が脳へ飛ぶことがあるらしいので、慌てて揺り動かしたり、急いで移動させたりするより先ずは落ち着いて心臓マッサージ&人工呼吸!さすがmukuママさん、手際が良かったから、一命を取り戻したのね?それから・・・mukuママさんがmukuちゃんに対する気持ち愛情・・・痛いほど分かります・・泣けてしまいました・・くれぐれもお大事に・・・

 by ミレママ | Mail | 7月13日(日)

 2: ミレママさんへ

ミレママさん、あの時は必死で…というより
ムクの叫び声を聞いてからは軽いパニックになっちゃって
何が何だか分からなかったの
でも、動かさなくて良かったのね?
ず~っと前に、てんかんのような発作を起こした時
びっくりして摩ったりしたんだけど、
そういったときは慌てずに様子を見守る方がいいのよ、って教えてもらった事があったの
だから、とりあえず慌てず…って出来たのかな
ミレママさんのコメント読んで後でゾォ~としちゃった
それに、朝一番は心臓も目覚めたばかりだからバタバタ動いたらいけないって言われたんだけど
老犬なので朝から走り回ったりはしないんだけどね…ふぅ

まだまだ側に居てもらえるように気をつけなくっちゃね


 by mukuママ | 7月27日(日)


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