mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



不思議の連鎖

実は…
4年以上勤めていた仕事を休んでいる
複雑に絡み合った人間関係のトラブルが原因

詳しく書くと長くなるので省略するけど
多分、辞めることになるだろうな

仕事自体は好きだったけど
これも、今後の生き方などを見直す機会なのかな…
と、前向きに考えている

まだ、年金生活には少し遠く
何かしら、生活の糧を得るために行動しなきゃいけないけど
現実は、年齢を考えると難しい
だからといって、凹む事なく前を向いて歩こう

そう思えるようになった

そんな、仕事を休んでいるときだったので
普段は目も通さずに積み上げる
無料配達の折込新聞に
プロのお掃除キャンペーンの割引広告が載っており
前から気になっていた
台所のフード換気扇の掃除を頼んだのだった


来てもらう日は
ミレママさんが帰られた翌日
月曜日をお願いしていた


来てくれたのは、30代前半の若い男性
仕事の邪魔になってはいけない…と思いながら
どうやってフードカバーを外すのかな?
などと、少し見学しながら会話をしていたら

その子の変わった経歴が判明
なんと
親は神主で、将来は実家の神社を継ぐ人だった
その関係の大学を出
岡山の、とある有名神社で10年修行をし
次は、神戸の神社にお勤めが決まっていたのだけど
それまでの繋ぎ的なつもりで、この仕事に就いたら
それが楽しくって仕方なく
神戸の神社に行くのは取りやめたらしい
まだ親御さんは若いし、現役で頑張っておられるので
今は、この仕事を辞める気はないけど
いずれは神主さんになるそうだ

それが分かったとたん
不思議なことが続くものだな~と思い

mukuが亡くなった話
ミレママさんが岡山に来てくれた話
不思議な写真の話

私は、次々に話を聞いてもらった

その人は、仕事の手は動かしつつ

僕はね、霊感なんて全然ないんですけど
神社にお勤めしてた時には
本当に不思議な体験をたくさんしてるんですよ

当番で夜勤の時、仮眠も取らず起きていなければいけないんです
神社の巡回などもするんです
夜中の3時には本殿の扉を開けに向かいます
ある日、中から4、5人が宴会でもしているような笑い声が聞えてきて
きっと、誰かが入り込んでると思い
誰だ!?
と、声に出して扉を開けたら誰も居ないんです

また、ある時
早朝、白装束のお婆さんが神殿の前で祝詞を挙げているので
おはようございます…
と、挨拶をして、しばらく横に立っていて
ふと、気づいたらお婆さんの姿が消えてるんです

お年寄りなので、歩く速度も違うし
突然、姿が消えるとは思えないんですよね

それから
神社だと、心霊写真だのをお焚き上げに送って来られるんですが
いくら燃やしても燃えない写真、ってのもありましたね

などと…

やっぱり、こういった話は
非科学的…の一言で片付ける人も居るし
それは、もちろん自由
だけど、私には
非科学 ではなく 超科学 だとも思える 

mukuの話を聞いた彼は

神道では、
人も動物も、亡くなった後50年はその家を守ると言われてます

その言葉を聞いたら

昨日までの話と
今、聞いた話がちゃんと繋がっていることに驚く

亡くなった後までも、寄り添いながら
家族を守ろうとしてくれるのか…
と、mukuへの愛しさが苦しいほど胸に込み上げ

また涙があふれてきた



muku、こうやっていつも一緒に寝てたよね
おかあさんの団子っ鼻と向き合いながらね…



おとうさん、何したいの?
お出かけする?
お散歩?

じっと見つめながら語りかけてたよね



どこへ行くの?
絶対、付いて行くっ!



安心しきって寝てた可愛いmuku

いろんなmukuが思い出され
悲しいやら嬉しいやら


本当に不思議

その人も言っていた
偶然を装ってるけど、偶然じゃなく
ちゃんと繋がってるんですよねって…

ミレママさんが来てくれたのは
私の人生のまた大きな転機であり、苦しみの時期でもあった
そして、この不思議な出会いも
今後の生き方にヒントを与えてくれた気がする

何年か後に、今の状況を振り返ったとき

あれでよかったんだなぁ~

と、思える自分でいたいな…

mukuの見守りが、大きな励みになってると思うから



10月31日(月) | コメント(0) | ペット | 管理

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