mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



久しぶりです

mukuを失った悲しみは簡単には癒せませんが
でも、少しは気晴らしになろうかと
mukuパパのリフレッシュ休暇を利用し
旅行ツアーに参加してきました

テレビを買うか、旅行に出かけるか?
迷った挙句
出かけることにしました(笑)

5~9日までの間
東北の方を旅しました
男鹿半島、竜飛岬、大間、恐山、宮古
ほぼ快晴で気温も高く、旅行には最高のお天気でした





今回は、mukuを預けることもないので
そのことだけは安心でした



東北とは思えない温かさで、拍子抜けしたほどです

今まで、こんな時mukuは
ドッグペンションにお願いして面倒を見てもらっていました

一般家庭で、自由にさせてくれ
本当に大事に面倒を見てくれていました

でも
どんなに大事にしてもらってても
mukuにとっては
私たち家族が一番なのですから
こんな私たちでも、頼りにしてくれて
辛抱強く待っていてくれたのだと思います



おとうさん、おかあさん
どこに行ったんだろう

また迎えに来てくれるのかな?

どうしてここに居るの?

色んな感情が湧いていたに違いありません


そして
私たちも
何度となく、mukuに思いを馳せ

お利口にしてるかな
ウンチ、したかな?
オシッコの失敗はしてないかなぁ
散歩、したかな
他の子と仲良くしてるかな?

心配でたまらず
何かあれば、携帯にメールが入るはずでしたが
10分毎に携帯をチェックしたものでした


今回は、当然ながら
そんなことは一切なかった

それだけが唯一、気が楽だったことです

もう、私たちの手元を離れ
私たちの知らない世界へ旅立ったのですから


恐山
日本三大霊場の一つです

高野山、比叡山、恐山 だそうです

恐山の、荒涼とした雰囲気
一種独特な雰囲気に

霊感のある人など、嫌がって入場しない人もいるそうです

残念ながら、何にも感じられない私たちは
ガイドさんの後を
ぞろぞろ 葬列のように連なり歩きました



muku
自由な魂になって飛んでおいで
おかあさんの肩に乗ってくれる?
おとうさんの腕の中が落ち着くかな?

霊場なら、
こんな、ちっぽけな願いぐらい叶えてくれそうなものを



こんな景色のなか
誰しも、亡くなった人に想いを寄せていたのではないだろうか

私は、ただ ただ
mukuを想い続けていました

たった一匹の犬が
こんなにも、私の人生に深く強く織り込まれるとは


秋の大祭の前で、その準備のなか
数人の「いたこ」が小屋を並べていました

同じツアー客の一人が、観光をせずに「口寄せ」をしてもらっていました
その日の夕食時、ご主人を亡くされた人だと知りました

半信半疑だけど、ご主人と会話できたような気もしたそうです

恐山は、前々から行ってみたい場所でしたが
mukuを亡くした年に行く事になるとは思ってませんでした



10月16日(土) | ペット | 管理

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