涙のランチ |
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| 今日は土曜出勤は拒否し 予約していた美容院に行きました
この夏の暑さのせいで カラーが傷んでしまったのと 汗でカラーが剥げてしまったのか? すっかり白髪が目立ってきました
せめて年相応には見られたいけど 白髪のせいで余計に老けて見られそうです(苦笑)
その前に、友達とランチの約束をしていました その友達とは、夏休みの少し前に会っていました
そういえば mukuの具合が悪く、長くないみたい… と、話していた気がします
出会うと、いきなり 「mukuちゃん、どうですか?元気?」
と、いきなり尋ねてくれたものだから
ぐっと胸に詰まってしまい 運転中にもかかわらず、言葉より先に涙がでてしまい
でも、頑張ってmukuの死を伝えました
彼女は、我が家に何度も来てくれた事があるので mukuの事もよく知っていて
「えぇ~!」
と、一瞬言葉を失い
その驚く声のトーンで、私の悲しみにスイッチが入り 涙がじわじわ溢れ出しました
そして、ランチする店に入るときは ハンカチで涙を拭きながら…なので
メニューを持ってきた店員さんは んん?
と、少し雰囲気の違う二人連れに少し戸惑い気味でした
彼女も犬との生活を経験しているので やはり、悲しみは分かります
mukuちゃんを可愛がっていたから…
と、私を慰めてくれます
mukuにしてやれなかった事を いくつも、いくつも探し出し 悔いて謝ってばかりなのに
それでも 可愛がっていた、と感じてくれてたのかな?
と、その言葉を聞きながら少し嬉しい気分になれました
その後、美容院に行ったら
いきなり
わんちゃんが居るので、これ読みませんか?
「星守る犬」
という本を差し出されました
もう読んでるから、いい
もう読んだんですか?どうでした~? 良かったでしょ?
いや、かなり前に読んだけど そんなに言うほどじゃなかった
わざとそっけなく、興味なさ気に答えました
否定してるのではないけど 実際、私には、それほどでもなく感じられ 犬って、そういう動物で 飼い主にひたすら従順で、愛情深い それは みんな体験を通して感じていることだから と、思っただけなのです
みんな、それぞれが 1冊の本になる物語を持っているのだと 私は、そう思っているからです
mukuが長生きしてくれたので 私は、あちこちでmukuの話をしていました
こうやって、覚えてくれるのは嬉しいけど 友達とは違って
妙にテンションく話しかけられると なぜか、気持ちが苛立ってしまい
mukuの事は話したくないと思ったし 触れてさえ欲しくないと思ってしまいました
ひたすら、雑誌に没頭するふりをし 話しかけられるのを恐れていました
もう、この美容院に来るのは止めよう
とまで思ったのは何故なのか… 自分でも不思議な感情です
mukuの居ない寂しさを 人に八つ当たりしても心は晴れないのにね
自分の心でさえ、自分の思い通りに操れない 人間って、本当に厄介な動物です
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9月11日(土) | ペット | 管理
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