mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



一か月、経ちました

もう一ヶ月が経ち
常に涙が出ていた状態は脱したものの

不意に
突き上げるような悲しみに襲われ
まだ暑い時期なのに
心寒く、うつろな気分になります

いつも見上げてくれ
慕ってくれた存在を失うのは

犬と言えども
大事な家族だったのですから
自分の存在価値を見失ったかのような気分になります

これをしなきゃいけない
あれも、
あ、そうだ、これも…

しなきゃいけないと、いうのは
自分が必要とされているから

自分で出来るのに
ああしろ、こうしろ、と言われるのは嫌だけど


最後の頃

もう一緒に過す時間は長くないだろうと察し

しっかり触ってやりたい
この感触を覚えておいて欲しい

と、
mukuを安心させたいがため
抱っこしたり撫ぜたりしていたけど

手のひらの記憶が、まだ生々しく残っており

結局、あれは

mukuを忘れないように…

自分のための行為だったと気づかされます



私たちは
もう犬を飼うことはないと思います
飼う時から決めていました

犬は、今や20歳近く生きてくれます
私たちは
それまで元気に過せるかどうかも分かりません
病気や、その予防、色々とお金も必要です
収入だって減ってくるのに、
病気になっても、治療を受けさせてやれないようでは可哀相です

責任をもって飼ってやれるのは
もう、私たちには無理みたいです

去年の今頃
体調の変化があり、もしかして?

と、自分の命について考えた時

一番先に頭をよぎったのは
mukuのことでした

私にもしもの事があったら、mukuはどうなるんだろう…
mukuパパが最低限の世話はしてくれるだろうけど
mukuが悲しむだろうなぁ~と

一年後の今

私はmukuを失って悲しみに暮れています


飼い主を失って行き場を失う犬より
飼い犬を失って悲しむ飼い主

この方が自然で良いですよね
みんな、いつかは辿る道

ペットも高齢化してます
どうぞ、大事にしてあげてください

もちろん、大事にしてあげている人ばかりですけどね



めぐpapaさん
コメントありがとうございます

やんちゃな頃のmukuを知ってくださってますよね(笑)

前の家でのmukuです
いつの間にか網戸を破ってしまい
ここから上手にジャンプで出入りし
トイレの用足しや、庭の散歩を楽しんでいました
縁側に敷いていたマットは、mukuが持ち込んだ砂でザラザラしていました(苦笑)


強い脚力の子でした
弾力のある筋肉をしていました



9月10日(金) | ペット | 管理

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