mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



まだ、戸惑いのなか

仕事仲間が、遠慮がちに問いかけます

ワンちゃんは、どお?

う~ん、駄目だった
夏休みの間に死んでしまって…

えぇ~?


やっぱり、涙があふれます

泣こうと思ってないのに涙があふれ
泣くまい、と強く念じるのに言うことを聞かない
私の頭のなかは、どうなってるんだろ

少しずつ遠ざかっていた後悔の波が
さらに大きな波となって押し寄せてきました

あのとき
mukuを抱きかかえた時
私の息を吹き込んでやればよかった
マッサージしようとした手を、なぜ止めてしまったのか

なにをしたところで
戻って来ることはなかっただろうけど

簡単に諦めてしまった自分が悔しい
mukuと私を隔てた、あの日が恨めしくて


毎日、残業をして気を紛らわせてます

その仕事中にもかかわらず
ふいに、鼻の奥がツーンと痛くなり
目が潤みます

mukuパパもまだ夜中に目が覚めるようです

悲しんでるのは私だけじゃなく
同じような思いをしてる人は大勢いるのに

時間が癒してくれるなら
いっそのこと
一年先に私に、今すぐ変えて欲しい

mukuを失った私の心は
行きつ戻りつしながら
少しずつ、前を向いて歩けるようになるかな

ならなきゃいけないよね

今は、めそめそしてるけど
mukuを家族に迎えたことは後悔などしていない

こんなに悲しい思いをするのだったら
飼うんじゃなかった

などとは、これっぽっちも思ってない
それだけは確か

別れを恐れ、出会いを拒否する人はいないものね



8月26日(木) | ペット | 管理

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