mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



2011年12月25日を表示

あの時の気持ち

昨日はクリスマス・イブでした
2006年、トナカイさんに扮装してもらったんだね~

mukuがいたから
クリスマスの雰囲気を楽しむ気にもなってたんだな

夫婦だけの生活だと
12月24日も単なる暦でしかない

同じ写真を撮った日
私は、こんなドジをしていたみたい
よほど可笑しかったのか写真に残してた
まだ、今より5年も若かったのにね(苦笑)



夕飯に、箸を用意して
食べようとしたら、なんだか使いづらくて
よくよく見れば、一本がゴボウだったんだよね…

細かったから間違えたんだよね
そういう問題じゃないか…(困)



この前、図書館で何気に借りた本の中に
あの時の、自分の気持ちに似ていた文章を見つけた

あの時…とは

mukuが旅立った日
早く帰ろうとしたらもっと早く帰れたのに
なんだかモタモタしてて家に帰るのが遅くなって
mukuを見送ってやれなかった
その後悔の念…

なぜ早く帰られなっかったのか
mukuは許してくれてても、自分が許せない
それだけが、必死に落とそうとしても
落としきれない服のシミみたいに、心に貼り付いている

似た気持ちとは

稲葉真弓さんの小説「猫に満ちる日」の中

死にかけた愛猫がいるマンションの自分の部屋を見上げながら
ああ、あそこで愛する猫が死にかけている、と思いつつ
部屋に戻るのが恐ろしくて、ぐるぐるとマンションの周りを歩き続ける女性が描かれていた

私も、エアコンの効いたスーパーの中で
用事はとっくに終ってるのに
ずるずると目的もなく、ただ歩き回ってた
頭では、mukuのことしか考えてなかったのに

私も恐かったんだろうか…
最期を引き受ける覚悟はしてたはずなのに
お母さんが見送ってあげるよ、って言ってたのにね






12月25日(日) | ペット | 管理


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