やっと |
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| mukuの骨壷が届きました
月が替わって最初の日だったので 何となく気分がスッキリしました
5寸もある大きめな骨壷です ペット用ではありません
骨となったmukuを迎えに行った時
お母さん、ぼくだよ、 間違いなく、ぼくはmukuだよ
と、言わんばかりに
頭蓋骨だけは、崩れずに残っており おでこから鼻にかけてのラインは 何万回、何百万回、撫ぜただろうか 愛おしいmukuでした
そうして、大事に連れ帰ったのに 後に大き目の骨壷を持ってきた担当の人は
この壷に入りますか?
と、尋ねた私に
砕いたら入りますから
何の躊躇もなく言い放ちました
葬儀を、しかもペットの葬儀を生業としていたら そういう感覚になってしまうのでしょうか
mukuパパは
デリカシーのない奴じゃなぁ この仕事に向いてない!
と、憤慨しました
なんで砕くことなど出来ましょう 骨になってまで、mukuだったのに
それを、そのまま納めてやれる骨壷が欲しかったのです
だから、サイズの種類を検討し 窮屈よりも、すんなり入る大きさを選びました
改めて骨を見ることはしませんでした
それは、否応なしに突きつけられる現実ですから…
ハンカチごと、そっと持ち上げました
かさかさっ と、乾いた音がしました
片手に乗る大きさのmukuは
初めて我が家に来たときの大きさと同じくらいでした
そ~っと、骨壷に納めました
深さは充分に余るぐらいですが 幅は、これで良かったみたいで安心しました
muku、ごめんね ドジなお母さんで段取り悪くてごめんね
だってね mukuが死んだときの事は考えたくなかったし もし、考えたら mukuが、本当に死んでしまうと思ったから 準備したくなかったんだよ
ごめんね、muku
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9月1日(水) | ペット | 管理
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