mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



2010年8月24日を表示

2週間経ちました

あれから  もう…
あれから  まだ…

2週間です

時間の流れは残酷で優しい
嬉しくて悲しい

mukuがいなくなった苦しみが
諦めに変わりつつあります

無理やり、元気だった頃の写真を眺めながら
泣き笑いの日を過しています

たった2週間だから、まだ寂しがってもいいよね

人間界でも、49日までは魂は自由に移動でき
心残りのないようにする期間だと聞きます

mukuも、重くてだるかった身体を脱ぎ捨て
自由に走り回っているでしょうか

私が大好きだったのに
なぜ、気配を感じさせてくれないのかな

犬は、群れ社会だから
家族の中でも順位付けすると言います

だけど
それって、しょせん人間が観察し研究した話でしょ?

mukuは私が一番好きでした
家族の誰もが認めます
でも、mukuパパも大好きだったし
muku兄たちを、自分より下だとも思ってませんでした
本当に家族でした

mukuパパは、優しい人のように思ってくれてるかもしれないけど
気が短くて、すぐ大声で怒鳴ります
時間が経てば、一応、後悔もするらしいけど
相手はたまったもんじゃありません
想像の中で、何度ひねり潰してやった事でしょう

そんな時、普段は私にべったりのmukuが
怒り散らして不貞寝している
mukuパパの方へ行こうとします
閉められた戸をカリカリ引っかいて

あけて、あけて! と、訴えます

開けてくれる時もあれば、無視されることも…
そんな時は、
見かねて、私がそっと開けてやります
すると、mukuパパにピタッと寄り添っているのです
何気ないふりして、さり気なく
mukuパパの苛立った気分をなだめようとしていました
私にはそう見えました
いや、そうに違いないのです
奴も、mukuを撫でながら気持ちは落ち着くようでした

大好きな私が可哀相だから
私の傍にいるのではなく、あえてmukuパパの方に行くのです

mukuは相当賢いです(笑)

mukuを連れて家出する場所がないので
しぶしぶ我慢して来ましたが
今度、夫婦喧嘩したら一体どうなってしまうでしょう
もう、私を引き止めるものはないので
勢い良く家を飛び出るでしょうか
それもよし

だけど
喧嘩のたびに、気をつかい
何とか仲直りさせようとしてくれていた
mukuの姿を思い出し
あの頃と同じように踏みとどまるのでしょうか

犬は(動物)は、人と違い単純な感情しかもっていない

偉い学者がそう言ったところで

いいえ、そんなことないよ
感情も豊かで繊細ですよ

私だけじゃなく大勢の人が反論するでしょう

同じ言葉で喋れないだけのこと
何でも分かってるよね

muku、ありがとね



8月24日(火) | ペット | 管理


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