mukuのきもち
 
2010年8月10日mukuは17歳でお星様になりました  悲しみが想い出に変わるまで…
 



2009年6月14日を表示

不安

昨日、mukuが心臓の発作を起こしてしまった

16歳を迎えられて喜んでいた矢先

居間で用事をしてたら、
お気に入りの場所、
風通しの良い玄関フロアで寝てたはずの
mukuの甲高い短い一声

慌てて様子を見に行くと
去年の発作を起こしたときのように
横たわった姿のまま、首を後ろに仰け反らせて
手足はピーンと突っ張った姿で…

慌てない、慌てない!
自分に言い聞かせながら、mukuを動かさないよう
心臓マッサージをする

目を閉じるmuku

「ムーちゃん、駄目よ~!!」

再び首をのけ反らせるmuku

心臓、駄目だ
脈、打ってない
このまま逝かせた方が良いの?

頭では、色んな思いが交錯するけど

口から出る言葉は

「muku、駄目!ムーちゃん!むーちゃん!!むくっ!!]

そ~っと抱きかかえると
ぐにゃっと脱力した重みがずっしり両腕に

あ、目を開けてる
鼓動は?
手のひらに、トクトク…
生きてるよと、知らせてくれる


mukuが戻って来てくれた…

と、思ったとたん涙が溢れる

丁度、帰ってきたmukuパパが
異様な雰囲気に
「どうした!?」
「あぁ、良かったぁ~」
問いの返事にはならない言葉に、事態を悟って顔を曇らせる

良かった!
には違いないけど、再び不安が

これが留守中に起こったら?
もしかして、私たちがしらないだけで
何度か発作を起こしてたのかもしれない…

こんなmukuを放って仕事に行かなきゃいけない
でも、仕事はしなきゃいけない
毎日の生活は、きれい事だけでは語れない

もちろん、mukuに対する出費を惜しむ気持ちはない
我が家の経済で、出来る限りの手は尽くす
仕事はそれを支えるすべてだから、簡単には辞められない

muku、お母さんと約束しよう

みんながお仕事の日は、のんびり寝て過してね
そのかわり
夜や、お休みの日は
どんなに我がまま言ってもいいからね

そういえば
去年の発作も6月だったね
ムシムシする気候が良くないのかなぁ

今年は、mukuのお留守番が少しでも楽になるよう
日当たりの良いトイレコーナーには
グリーンカーテンをしようと、ゴーヤの苗を用意したよ
暑がりのmuku
一緒に寝たいのに、暑くて布団にジッと寝てられないみたいだから
寝ゴザを買って来たよ
日当たりの良い部屋のカーテンだって
太陽熱カットのカーテンを注文してるからね

梅雨も明ければ、エアコンも点けてお仕事に行かなきゃいけない
この夏を、mukuの苦手な夏を何とか乗り越えてもらえるよう考えてるからね

この顔からは、発作なんて想像もできないね



6月14日(日) | ペット | 管理


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